【イベント報告】pan-ya.comアドバンスド「コンテ×パン」の方程式に挑む

 
5月30日にイベント”「コンテ×パン」の方程式に挑む”を開催しました。
 

1
コンテ生産者協会様からいただいた
貴重なコンテTシャツを着て気合いはいってます!

 
「コンテ」というフランスのチーズをご存知でしょうか?
 
コンテはフランスの国民的チーズとして愛されているチーズ。
AOP(※1)チーズの中では2位のロックフォールに約3倍の差をつけるほどの
断トツの生産量です。
 
日本でコンテはチーズ愛好家にとっては知らない人はいない定番チーズですが
世間一般的には意外に認知度の低いチーズです。
 
私もコンテを愛する人間の一人として
コンテの魅力をひとりでも多くの方々に伝えたくて
今回このイベントを企画しました。
 
 

1

 
今回用意したコンテは4種類の熟成違い
①8ケ月以上
②12ケ月以上
③18ケ月以上
④24ヶ月以上
(ナチュラルチーズ専門店フェルミエ愛宕店にて購入)
 

1 1


 
そしてそれに合わせるパンは6種類
①バゲット(ブロートハイム)
②バゲットレトロドール(VIRON)
③パン・ド・カンパーニュ(ロブション)
④セーグル・フィグ(VIRON)
⑤パン・オ・ルヴァン・ノア(ブロートハイム)
⑥プンパニッケル(delba)
 
 

1 1


 
バゲットはチーズに万能にあうパンで
いわば「チーズの恋人」
今回はまずバゲットを軸に
4種類のコンテの熟成による味わいの違いと
相性を検証して各々の好みを確認していただきました。
(コンテに限らずチーズは熟成が進むと
旨味が増し濃厚な味わいになります。)
そしてもう一度4種類のコンテと
他のパンとの相性を再度検証していただくという流れ。
 
 

1 1
1

↑カンパーニュはハードタイプのチーズと相性が良いです。


 
単純なパンとチーズの組み合わせだけでなく
・バゲットの部位による味わいの違い。
・パンとチーズの口への放り込み方での味わいの違い。
などなど私がフランス人を観察してきた食べ方のノウハウを
ご紹介しながら、みなさんペンを持ちながら
真剣にテイスティングする姿はうれしい想定外でした。
(※フランス流パンとチーズの食べ方は後日詳しく特集いたします。)
 
あとは今回ぜひみなさんにテイスティングして
いただきたかった組み合わせが
「プンパニッケル×コンテ」
プンパニッケルはドイツを代表するライ麦パン。
ものすごくクセのあるパンではありますが
これがコンテにめちゃめちゃ合うんです。
美味しいだけでなく、ライ麦パンは小麦粉のパンに比べて
血糖値が上がりにくく、さらに噛み応えのある食感は少量でもお腹が満足。
「ちょっと昨日はたべすぎちゃったなぁ」って日には
もってこいの私の定番。
これをご紹介したところ、これまた想定外で
みなさんとても気に入っていただき大成功(^^)
 

1 1
1


 
すべて食べ終えて参加された方ひとりひとりに
みなさん違った視点からのご意見をいただき
私自身とっても勉強になりました。
そのなかで多かった共通したご意見
・パンには熟成期間が若いコンテのほうが合う。
・24ヶ月以上などの熟成期間が長いコンテは
 パンと合わせるよりもそのままのほうが良い。
・バゲットは風味が強いものよりも控え目な味わいのもののほうが相性が良い。
などなど
 
今回は24通りの食べ合わせをご用意いたしましたが
みなさんご自身なりの「コンテ×パン」の方程式を
導き出していただけたように思います。
 
 
欧州ではパンとチーズの歴史は2000年以上
「パンとチーズ」は
すべての人たちになくてはならない存在であり
すべての人たちに愛され続けています。
今後もこのようなイベントを通じて
パンのとチーズの魅力を
食卓でパンとチーズをゆっくりと味わう喜びを
一人でも多くの方々にお伝えしていければと思っております。
 
 
※1:AOPは製品の質の高さを保証するEU共通の制度。
 
—————————————
私がフランスのホームステイでお世話になったお母さんから
facebookにコメントが入りました。
「フランスのパンとチーズへの情熱を
 日本の人たちに伝えているあなたを
 私たちは誇りに思っています。」

ちょっと目頭が熱くなってしまいました。
 

カテゴリー:チーズ ブログ