「自家製パンを出すフレンチレストラン増えてきたなぁ」
って最近思うんです。
以前も同じようなことを書いたかもしれませんが
日本のフレンチレストランでは、料理に合うおいしいパンを
安定して仕入れて、おいしい状態でお客様に提供するのが
かなり難しいというのが現状です。
たとえばベーカリ部門のある大手ホテルのレストランや
VIRONのようなパン屋さんがやっているレストランならば
話は別なのですが。。
フレンチレストランにおいて
納得のいくパンを仕入れるのが難しいならばどうするか?
「自分でつくってしまえ」
というのが残された選択肢のひとつなのですが
私的にはフレンチのシェフが焼くパン
これがとても興味深いです。

パンとしての完成度はもちろんパン一筋のパン職人に分がありますが
フレンチのシェフがパンを焼く最大の魅力は
自分の料理とパンを合わせた時の味が明確にイメージできている点だと
私は考えます。
フレンチのシェフはアーティスト・ミュージシャン・数学者などと
形容されるように、様々な食材という要素を組み合わせ
最高の味のハーモニー・数式を導き出すことに長けています。
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